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home3領域 10GB無償提供(8月)

(2022.7.21) 

 
昨年度末からホーム領域(home1)の入出力負荷が高い状況が続いております。
年度後半にはさらに負荷が高くなることも予想され、障害発生に繋がる恐れがあります。
このため入出力領域のhome1からhome3への利用移行を促進するため、全ての一般課題に10GBを無償提供することを決定いたしました。
 
home1はシステム全体で500MB/sの入出力性能であり、あるユーザが負荷をかけた場合、他のユーザを含む全体の入出力が大きく遅延します。
一方、分散ファイルシステムであるhome3は、home1と比較し高い入出力性能(全体で11GB/s、プロセスあたり1GB/s)を持ちます。
 
負荷の高い入出力はhome1では実施せず、home3をご利用ください。
入出力領域としてhome3を選択した場合、home1より計算速度が向上する場合が多くみられます。
 
これを機会に今後 home3 をご活用ください。
 

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・提供開始日:8月中
提供準備が整いましたら、改めてお知らせいたします。
 
・無償提供容量:10GB
現在home3未契約の課題:新規10GB
現在home3契約中の課題:追加10GB
  例:現在100GB契約中の課題は以下となります。
    契約容量:100GB(課金対象容量)
    提供容量:110GB(利用可能容量)  
 
・提供領域:/home3/gxxx/ (xxx=課題ID)
各ユーザのディレクトリはございません。各ユーザにてディレクトリを作成してください。
 
・ハードリミットについて
/home3の使用容量が提供容量に達したとしても、猶予期間(1週間)の間は /home3へ提供容量の2倍まで書込みを行うことができます。
使用容量が提供容量未満になれば猶予期間はリセットされます。
 
・契約超過分課金について
提供容量を超えるデータを長期間(1か月以上)置いていた場合は、 超過分について10GB単位で課金いたします。
ハードリミットは提供容量の2倍で設定します。
このため提供量以上のデータ保存が可能であることをご理解いただいたうえでご利用ください。
 例:契約容量: 0GB、提供容量: 10GB
   実利用量: 15GB であった場合、10GB分の課金となります。
 
・参考:FOCUSスパコン利用の手引き>2.4 追加ストレージ領域の利用方法
 
・契約容量を追加する場合はポータルサイトから「追加分」を申請してください。
(要・SSL-VPN接続)
 

【home3運用変更点】
・Skeed Silver Bullet (SSB)接続先について
現在、home3領域契約課題ユーザの場合、SSB接続先をhome3、未契約の場合home1に設定しておりますが、今後は一律home3といたします。接続先詳細情報はSSBご利用開始時にお知らせいたします。
なお、現在SSB利用ユーザで接続先がhome1となっているユーザが、 接続先をhome3へ変更希望される場合は、OKBIZ.からご連絡ください。
 
・有償契約がゼロとなった場合
これまでは、有償契約がゼロとなった場合、財団にてデータを削除しておりましたが、今後は削除いたしません。
ユーザにて削除/削減いただきますようお願いいたします。
(FOCUSスパコン利用終了時(課題廃止時)はこれまでどおり削除いたします)
 

本件に関するお問い合わせ先

FOCUSスパコンお問合せ窓口 OKBIZ. からお問い合わせください


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  • ファーストタッチオプション「富岳」
  • 計算科学研究センター (R-CCS)