10月限定!Q,Rシステム無償体験キャンペーンの実施について
9月末から提供を開始しておりますQ, R システムについて「無償体験キャンペーン」を10月限定で実施いたします。
この機会に是非、新システムを体験いただき、ご活用ください。
Q, R システム無償体験キャンペーン詳細
対象システム
Q, Rシステム
期間
10/06(木)〜 11/01(火) 10:00
利用料金
無償
対象キュー
Qシステム「q024h_trial」
Rシステム「r024h_trial」
キュー名 | q024h_tria | r024h_trial |
実行システム | Qシステム | Rシステム |
最長実行時間 | 24時間 | 24時間 |
最大実行ノード数 | 1 | 10 |
ユーザあたりの同時ジョブ投入数 | 2 | 2 |
スケジュール
10/06(木)キャンペーン開始(すでに開始済)
・キャンペーンキュー(q024h_trial, r024h_trial)運用開始
・Q,Rシステム通常キュー(q024h,r024h,r168h)運用停止※
10/31(月)10:00 Q,Rシステム通常キュー運用再開
11/01(火)10:00 キャンペーン終了
・キャンペーンキュー運用停止
・キャンペーンキューで実行中のジョブは強制終了いたします。
※キャンペーン実施に伴い、Q,Rシステム通常キューは、一時運用停止します
その他、注意点
・Gaussian等ソフトウェア利用料金は、キャンペーンキューから実行された場合でも有償です。
- 本キャンペーンの実施前に
Q,Rシステム通常キュー(q024h,r024h,r168h)にて実行されたジョブについてもキャンペーンの対象とし、無償といたします。(9月実行分も無償対象)
-thismonth や uacct コマンドの出力表示について
キャンペーン開始前にQ,Rシステム通常キューにて実行されたジョブの利用額が有償で計上されていますが、請求時に差引き無償とします。
なお、キャンペーンキューで実行されたジョブ利用額は計上されません。
Q,Rシステム利用について
・Q,RシステムはFOCUSスパコンの主な既存システム(Intel Xeon搭載)とは異なり、AMD EPYC3を搭載しています。
しかしながら、CPUアーキテクチャは既存システムと同じ x86_64 です。
基本的には、これまでFOCUSスパコンで実行されていたバイナリは動作します。
財団では、共用領域(/home1/share)に導入されているGaussian16, PHITS, OpenFDTD 等の主な既存のバイナリが動作したことを確認いたしました。
(ただし、LAMMPSは実行エラーとなりましたため、共用領域にRシステムにてコンパイルしたバイナリを導入いたしました。利用法等は次項にありますLAMMPSベンチマークページを参照してください)
・先日送付のメールでもお伝えしておりますとおり、MPIを利用する場合、以下を設定することおすすめいたします。(先のメールではIntelMPIの場合のみお伝えしており、情報が不足しておりました)
-システム環境として設定
OpenMPI の場合:export OMPI_MCA_btl=tcp
IntelMPIの場合:export I_MPI_FABRICS=tcp
-mpirunオプションとして設定
OpenMPI の場合:-genv OMPI_MCA_btl tcp
IntelMPIの場合:-genv I_MPI_FABRICS tcp
ベンチマークの公開
Q, Rシステムの提供に伴い、財団にてベンチマークを実施しました。
特に Rシステムと基本料金が同じ(375円)既存F,Zシステムと比較して、おおむね以下の傾向があることを確認いたしました。
・1ノード(フルコア)の計算ではRシステムも高い性能を示す
・2ノード以上ではノード間通信設備の違い(10Gbps Ethernet, InfiniBand)が影響し、F,Zシステムの方が優位である
詳細については各ページをご確認ください。
-DGEMM
-FFmpeg
-LAMMPS
-OpenFDTD
-PHITS
キャンペーンについては、以下の点、特にご留意ください。
- Gaussian等ソフトウェア利用料金は、キャンペーンキューから実行された場合でも有償
- 11/01(火)10:00 キャンペーン終了時、キャンペーンキューで実行中のジョブは強制終了
本件に関するお問い合わせ先
FOCUSスパコンお問合せ窓口 OKBIZ. からお問い合わせください