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2019年度第2回産業用クラウドスパコン利用推進協力会(賛助会員交流会)

  2019年度第2回「産業用クラウドスパコン利用推進協力会」(賛助会員交流会) の開催が決定いたしました。
下記の内容で実施しますので、賛助会員様は是非ともご参加ください。

【日  時】 2020年2月7日(金) 13:30 ~ 18:00 (受付開始13:00)
【場  所】 TKP品川カンファレンスセンター4階 カンファレンスルーム4H アクセス
【対  象】 FOCUS賛助会員(1社複数名可(原則2名まで)) ※賛助会員については、こちらをご覧ください。
【参加費】 無料  
【申込締切】 2月3日(月) 17:00    
                   

□特別講演
「白色LEDの光線追跡シミュレーションと機械学習によるサロゲートモデリング」
 近畿大学 理工学部 電気電子工学科 准教授 柏尾 知明 氏
  白色LEDは、青色発光素子から発せられた光が蛍光体により波長変換されるメカニズムを持ち、
  さらには、パッケージング構造・構成がその光学特性に大きく影響するため、設計パラメータの
  組み合わせの数が無数にあり、最適なパラメータの組み合わせを見つけることは現実的に難しい。
  そこで当該設計パラメータの最適化問題に、機械学習(ニューラルネットワーク)を用いることを
  考え、現在研究にとりくんでいる。
  本講演では、光線追跡シミュレーションを用いた白色LEDパッケージングの光学設計と、機械学習
  を用いた白色LEDの光学特性予測、さらにはサロゲートモデリング(シミュレーションの代理モデル)
  への応用について紹介する。


□企業におけるHPC高度利用の取り組みと事例紹介(講演とディスカッション)
<講演1>
「多目的最適化を利用した空冷機器の熱と騒音の検討」
 富士電機株式会社 デジタルイノベーション研究所 主査 金子 公寿 氏
  機器の小型化により発熱密度が増加し局所的な温度上昇が生じる。このため、空冷方式では
  送風量を増やした対策により流体が原因となる騒音の増加が知られている。空冷機器の冷却
  設計では、熱と騒音のトレードオフを解決することも必要となる。
  本講演では多目的最適化による空冷機器の熱と騒音に関する検討結果についてご紹介いただきます。

<講演2>
「大規模HPC解析の取組と「京」での非定常CFD解析事例」
 アズビル株式会社 バルブ商品開発部 課長代理 仁田 正史 氏
  FOCUSスパコンでの大規模解析の試行を経て、オンプレ環境から短期間でスーパーコンピュー
  ター「京」を用いた非定常CFD解析へとHPC利用環境を進化した経緯の概括後、調整弁のキャ
  ビテーション(気泡の発生)の流れの特性をLES解析により予測し大幅な効果が得られた結果を
  ご紹介いただきます。
 

プログラム

13:30~13:50開会挨拶 ・ FOCUSから連絡事項  (公財) 計算科学振興財団
13:50~14:50特別講演「白色LEDの光線追跡シミュレーションと機械学習によるサロゲートモデリング」
   近畿大学 理工学部 電気電子工学科  准教授 柏尾 知明 氏
14:50~15:05休憩
15:05~16:25企業におけるHPC高度利用の取り組みと事例紹介
   【講演1】「多目的最適化を利用した空冷機器の熱と騒音の検討」
     富士電機株式会社  デジタルイノベーション研究所  主査 金子 公寿 氏    
 
   【講演2】「大規模HPC解析の取り組みと「京」での非定常CFD解析事例」
     アズビル株式会社 バルブ商品開発部  課長代理 仁田 正史 氏  
 
   ディスカッション
16:25~16:30交流会クロージング
16:40~18:00ネットワーキング(別会場)

※内容は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※前回の交流会の報告は、こちらをご覧ください。

お申込み

 メールにてお申し込みください。 E-mail: fukyu[at]j-focus.or.jp ([at]を@に変更して下さい)
 メール件名は「参加希望 賛助会員交流会」とし、以下の内容をご記入ください。
  ①お名前  ②ご所属

お問合わせ

公益財団法人 計算科学振興財団 普及促進グループ
 fukyu[at]j-focus.or.jp ([at]を@に変更して下さい)


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