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平成30年度第2回産業用クラウドスパコン利用推進協力会(賛助会員交流会)開催のご報告

平成31年2月21日(木)に「平成30年度第2回産業用クラウドスパコン利用推進協力会(賛助会員交流会)」をTKP品川カンファレンスセンターにて開催いたしました。 今回16名の方にご参集いただきました。

  ※只今「2019年度FOCUS賛助会員」を募集しております。 
    詳しくはこちらをご覧ください。

                                      

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プログラム


 
≪ 内  容 ≫

1.ご講演

今回の賛助会員交流会では、「オープンソースソフトの実利活用に向けて」をテーマに、利用ユーザ/ベンダー/開発者の立場から、3名の方にご講演いただきました。

Ⅰ CAE懇話会 副理事長 Open CAE研究会 辰岡 正樹 氏
「Open CAEの企業における活用のための研究会活動について」と題し、研究会の活動の内容と企業における活用状況について自身の職歴を交えて紹介いただきました。
Salome-Meca活用研究会での活動後、2018年度からは各種OpenCAEソフトウェアを企業において実践に使うための情報交換の場の提供を目的としたOpenCAE研究会の活動を報告いただきました。

Ⅱ 株式会社CAEソリューションズ コーディネーター  吉野 孝 氏
「オープンソースCFDの歴史と展望」と題し、ソフトベンダーの立場からOpenFOAMの発展経緯、OpenFOAMの特徴と意義の解説、ならびにHelyxをベースにしたサポート・サービスビジネスを中核としたオープンソフトへの取り組みについて紹介いただきました。

Ⅲ 東京大学 新領域創成科学研究科 教授  奥田 洋司 氏
「FrontISTRとFrontISTR Commons紹介」~並列FEM(有限要素法)オープンプログラムであるFrontISTRの社会実装~と題し、構造問題や流体問題などに広く適用が可能なオープンソースとして開発された国プロジェクト成果であるFrontISTRの基盤技術や産業界で役立てるためのコンソーシアム「FrontISTR Commons」について紹介いただきました。

講演後の参加企業様や講演者とのディスカッションでは、オープンソースソフトウエアの社会実装のための普及・浸透に不可欠なコミュニティ/コンソーシアムの確立と活動の持続性にフォーカスして、利用者/ベンダー/開発者の立場から意見交換いただきました。

2.会員の皆様への情報提供
  ・ベンダー企業(賛助会員)よりのプレゼン
  ・財団から来期FOCUSスパコン情報の提供

3.別会場にて会員様・財団との情報交換等にご活用いただくネットワーキングの場
 

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今後も賛助会員・講師の皆様の交流・情報交換やご意見を頂戴する場として、本会を定期的に開催するとともに、「京」をはじめとするHPCIが産業界にとって利用しやすい制度となるよう、産業界の意見聴取・集約や提言等に積極的に取り組んでまいります。



 


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