FOCUSスパコン増設 整備内容・受注者の決定~平成28年10月から新システムのサービス開始~

計算科学振興財団では、FOCUSスパコンの新システムを入札(6月9日公告:新クラウドシステム一式及び既存システムへの統合作業一式)により調達・増設する運びとなり、このたび整備内容および受注者が決定しましたので、お知らせします。
新システムは10月に供用を開始し、混雑緩和のほか、さらなる利用者拡大、産業利用支援に向けた取り組みを進めます。


整備内容

新システムは、2種類の機器からなる複合システムを採用し、それぞれをFシステム、Hシステムとして共用します。Intel社製の最新サーバ向けCPU(Intel Xeon Broadwellマイクロアーキテクチャ世代)を採用し、既存のアプリケーションがそのまま実行可能です。

Fシステム(12ノード)は、ノードあたり40コア・1152GFLOPS・128GBメモリを搭載し、Dシステム(80ノード:ノードあたり20コア、理論演算性能400GFLOPS、メモリ64GB)を補完します。
Hシステム(68ノード)は、ノードあたり8コア・204.8GFLOPS・64GBメモリを搭載し、Aシステム(224ノード:ノードあたり12コア、理論演算性能108GFLOPS、メモリ48GB)を補完します。
FおよびHシステムの導入によりAおよびDシステムの混雑解消を図ります。

新システム全体(F・Hシステム)では、既存Aシステムと比較して、導入費用は約6分の1、総理論演算性能は16%増(Aシステム24TFLOPS、新システム28TFLOPS)、設置体積は約14分の1(Aシステム200U、新システム14U)、消費電力は約6分の1(最大消費電力Aシステム66kW 、新システム最大12kW)と省コスト・省スペース・省電力を意識したシステムとなっています。

システムの全体概要図および詳細スペックにつきましては、下段の参考をご覧ください。

受注者

富士通株式会社

機器仕様

○ CPU
Fシステム:Intel Xeon E5-2698 v4 x 2
Hシステム:Intel Xeon D-1541 x 1

○ 総ノード数(コア数) 80ノード(1,024コア)
Fシステム:12ノード(480コア)
Hシステム:68ノード(544コア)

○ 総理論演算性能 倍精度浮動小数点演算性能 28TFLOPS
Fシステム:14TFLOPS
Hシステム:14TFLOPS

○ 電力性能比 2.3TFLOPS/kW(新システム全体の電力性能比)

○ メモリ容量
Fシステム:ノードあたり128GB (コアあたり3.2GB)
Hシステム:ノードあたり64GB (コアあたり8GB)

○ 総ローカルストレージ容量58TB
Fシステム:HDD 2000GB
Hシステム:フラッシュストレージ 512GB

○ ノード間通信
Fシステム:FDR-Infiniband
Hシステム:10Gbit Ethernet x 2(シャーシ間は40Gbit Ethernet)

利用料金(予定)

サービス開始予定日:平成28年10月3日(月)

. ノードあたり基本性能  .ノードあたり時間単価(税抜き)
Fシステム1152GFLOPS500円
Hシステム204.8GFLOPS100円
(参考)Aシステム108GFLOPS100円
(参考)Dシステム400GFLOPS300円

※Fシステムは、Dシステムと比べてノードあたり演算性能が約3倍、メモリ容量が2倍となる一方、時間単価が500円と約1.7倍であるため、同一コストで5割増しの規模の解析が期待できます。
※Hシステムは、Aシステムと比べてノードあたり演算性能およびコアあたりメモリ容量が2倍となる一方、時間単価が100円であるため、同一コストで2倍増の規模の解析が期待できます。

問い合わせ先

 公益財団法人計算科学振興財団 業務運用グループ
 E-mail:unyo[at]j-focus.or.jp  ([at]を@に変更して下さい)

参考

【全体概要図】※H28.10開始予定の新システムは赤囲部


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【詳細スペック一覧】※H28.10開始予定の新システムは赤囲部


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