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財団について

設立趣旨


スーパーコンピュータ「京」の活用を図るため、研究開発や産業利用の推進ならびに広く普及啓発を行うことにより、計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与すること。


活動概要


2008年の設立以降、地元の主要大学や経済界との密接な連携・協力のもと、産業利用の推進や、普及啓発に係る事業を着実に実施しています。2010年度までの3年間の活動では、企業コンサルテーションにより潜在的なHPC利用需要を掘り起こすとともに、企業のシミュレーション技術の高度化を支援しました。また、実践スクールや研究会などを通じて、企業技術者のHPC技術の習得・向上に貢献し、コミュニティ形成に向けた基盤の構築を行ってきました。
2011年度からは、高度計算科学研究支援センターを活動のインフラとして、より本格的に事業を展開しています。また、2012年9月には「京」を中核に国内の主要なスパコン(大学・独立行政法人等)をネットワークで結ぶHPCIの共用が始まり、財団では、利用拠点の運営や運用方針の改善に向けた提言など、産業利用の促進に努めています。2013年度からは、公益財団法人として計算科学分野の振興のための各種の公益事業を展開しています。2021年3月から共用開始した「京」の後継機「富岳」の産業利用促進に取り組んでいます。
 
※HPCI:革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ


沿革


2008年1月兵庫県、神戸市、神戸商工会議所の出捐により財団を設立
2008年4月関西の経済団体主導により、財団の活動を支援する次世代スーパーコンピュータ利用推進協議会(利推協)を設立
2009年4月技術支援コーディネータ等の専門スタッフを増員し企業の技術支援活動を開始
2010年5月スーパーコンピューティング技術産業応用協議会と「HPC 産業利用スクール」による企業向け教育プログラムで連携開始
2010年8月革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築を主導する準備段階におけるコンソーシアムへ産業界のユーザコミュニティ機関として参画
2010年9月神戸大学と人材育成プログラム「企業を牽引する計算科学高度技術者の養成」で連携開始
2011年1月高度計算科学研究支援センターを竣工、2月に事務所を同支援センター内に移転(現住所)
2011年3月独立行政法人科学技術振興機構(JST)の地域産官学共同研究拠点整備事業による
FOCUSスパコン調達を完了
2011年4月高度計算科学研究支援センター開設
産業界向けエントリースパコン「FOCUSスパコン」の利用サービスを開始
2011年11月兵庫県立大学(大学院シミュレーション学研究科)と企業の技術高度化のための連携協力協定を締結
2012年4月一般財団法人高度情報科学技術研究機構(RIST)と連携協定締結
2012年9月HPCIアクセスポイント神戸を開設
2013年4月内閣府認定の公益財団法人に移行
2013年4月東京大学生産技術研究所と連携協定締結
2014年1月「FOCUSスパコン新システム」を増設し、利用サービスを開始
2014年4月利推協から賛助会員制度へ移行
2015年3月産業用スパコン利用相談センターを設置
2015年4月研究部門を設置、9月に文部科学大臣から研究機関に指定
2016年10月FOCUSスパコンを自主財源で増強
2017年5月AI(人工知能)/ 機械学習に関する講習会を開始
2018年1月財団設立から10年
2018年4月人材開発グループを設置
2019年2月「京」産業利用課題(ASP事業実証利用)に採択
2020年3月人材育成事業強化のため、実習室を増設(1室→3室)
2020年4月理化学研究所計算科学研究センターと「富岳クラウドプラットフォーム」の共同研究を開始
2020年4月スーパーコンピュータ「富岳」と同じCPUを搭載した商用機FX700の利用サービスを開始
2020年11月FOCUSスパコンの年間利用法人数が200法人超え
2021年4月「富岳」Society5.0推進拠点の協働チームに参加

組織



役員


 

定款


役員等の報酬等支給基準



  • 産業用スパコン利用相談センター
  • 賛助会員募集中
  • 「富岳」 利用研究課題の募集
  • ファーストタッチオプション「富岳」
  • 計算科学研究センター (R-CCS)